【生産者も消費者もうれしい】産地直送のメリットとは?

2024.10.23

徳島市にてほうれん草・お米の栽培・販売をしております、「やましょう」といいます。

最近は個人の方でも、農家や畜産農家などから直接商品を取り寄せる、産地直送が増えてきました。
スーパーで購入するのと比べると、若干手間はかかりますが、新鮮なお野菜や果物がお手ごろな価格で手に入るのはうれしいもの。
生産者側にとっても、直接購入してくれる消費者はありがたい存在です。

今回は産地直送における消費者側のメリット、そして生産者側のメリットについてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

■ 産地直送のメリット

消費者にとっての産地直送は、どのようなメリットがあるのでしょうか。

・お手ごろな価格で手に入る

生産品がスーパーや市場などに並ぶまでには、流通経路にのせる必要があるため、中間業者を挟むことになります。
しかし、流通のための費用として手数料がかかることから、店頭に並ぶと元々の商品価格に上乗せされた金額で販売されます。
産地直送だと、この中間業者を挟まないので、お手ごろな価格で手に入るでしょう。

・鮮度が高い

現在は流通も発達し、鮮度の高い状態で海外への発送も可能になりましたが、中間業者が入るとどうしても時間がかかります。
とれたてに比べると鮮度が落ち、ものによっては味も落ちてしまうでしょう。
産地直送は流通が短縮されるため、新鮮なおいしさを楽しめます。

・一番おいしい状態で食べられる

発送時期にもよりますが、産地直送は一番おいしい状態で食べられることもできます。
通常、中間業者は期日を指定し、その日までに生産者は納品しなければいけませんが、収穫にはまだ早い段階での納品も少なくありません。
十分に育っておいしい状態になってから出荷できるので、満足のいくお買い物になるでしょう。

・市場には回らない珍しいものも手に入る

スーパーなどで並ぶようにするには一定量の生産品が必要です。しかし、そこまで届かない少量の野菜や地元でしか育てていない野菜は、市場にはあまりのぼってきません。京野菜はまだまだ近郊地域でしか手に入らないものも多いです。
地元でしか出回らないようなマイナーな生産品が手に入るのも、産地直送の魅力です。

・生産者の情報が分かる

消費者が生産者から直接購入するため、生産者の情報が事前に分かります。
どのようにして育てているのか、使用している肥料は何なのか。食に関心のある方なら知っておきたい情報が揃っています。
ブランドイメージやコンセプトを大切にしている飲食店なら、生産品の情報が安心材料として働くでしょう。

■ デメリットについて

逆にデメリットはあるのでしょうか。

・送料がかかる

商品は手の届きやすい価格で手に入りますが、送料がかかります。
近くから取り寄せる場合や大量に仕入れる場合は、送料がそこまで負担にはなりませんが、遠隔地や少量の取り寄せは割に合わないかもしれません。

・気候の影響を受ける恐れ

ハウス栽培などを除くと、生産品は気候の影響を受けやすいため、品質や生産量を一定に保つのが難しいです。
そのため柔軟な対応を取れないこともあります。
年によっては価格の変動もあり、安定した供給が厳しくなることも考えられます。

・すぐには手に入らない

食材を切らしたときは、スーパーなどにいくとすぐに手に入りますが、産地直送だとそれができません。
必要なときに十分な量が手元にあるよう、計画しながらの購入が求められます。

■ 生産者側のメリット

生産者側のメリットとしては、このようなものがあります。

・手取り収益が増える

中間業者を挟まないため、手数料がなく、生産品から得た利益が増えます。
農家の場合、少子高齢化の影響もありますが、収入の少なさもネックとなっているため、農業人口が先細りしている状態です。
十分な収入があれば、農業を続けていける可能性が高まります。

・フードロスの削減

市場では不揃い品や規格外品が商品にならないため、多くは捨てられていました。
といっても大々的に規格外品を売れば、価格におされて正規品が売れなくなってしまうので、取り扱いが難しいです。
工夫は必要ですが、規格にこだわらない業者に買い取ってもらう、加工して別商品として売るなどの方法で、規格外品をさばけます。

・消費者の評価が分かる

直接やり取りするため、消費者からの声が伝わりやすくなります。
品質の改善に取り組めるほか、より良いサービスの提供も可能になるため、より高品質な生産品をつくるのに役立てられるでしょう。
また、少量販売でも評価が高いと分かれば、生産量を増やすなどの対応を取れます。

■ 「やましょう」ではほうれん草・お米を販売しております!

やましょうは、徳島市にてほうれん草・お米を栽培・販売している農園です。

減農薬で育てているほうれん草に加えて、冬季限定で、農薬不使用で栽培したほうれん草も販売しております。
個人のお客様・飲食店を経営されている方に向けて、1・4・10kgのロットをご用意しておりますので、ぜひお買い求めくださいませ。
また、お米の「あきさかり」は新米を取り扱っております。
5・15・30kgのロットでご案内しておりますので、こちらもぜひご検討ください。

ご注文はメールフォーム・LINEより承っております。

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■ まとめ

産地直送は、気候の影響を受けるなどのデメリットもありますが、新鮮な状態でお手ごろに生産品が手に入る良さがあります。
大量に仕入れたり、ブランド野菜・果物の料理を提供したりする飲食店などは、得られるメリットが多いでしょう。
生産者側も、消費者の声を拾えるため、よりニーズに合った商品の提供・生産量の調整が可能になります。

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